みかぐらうた 九下り目をAIで子供向けに説明


一ッ ひろいせかいをうちまわり 一せん二せんでたすけゆく

二ッ ふじゆなきよにしてやらう かみのこゝろにもたれつけ

三ッ みれバせかいのこゝろにハ よくがまじりてあるほどに

四ッ よくがあるならやめてくれ かみのうけとりでけんから

五ッ いづれのかたもおなじこと しあんさだめてついてこい

六ッ むりにでやうといふでない こゝろさだめのつくまでハ

七ッ なか/\このたびいちれつに しつかりしあんをせにやならん

八ッ やまのなかでもあちこちと てんりわうのつとめする

九ッ こゝでつとめをしてゐれど むねのわかりたものハない

とてもかみなをよびだせば はやくこもとへたづねでよ

【言葉の意味とやさしい説明】

  • うちまわり:あちこちをまわること。
  • ふじゆなきよ:不自由がなく、安心して暮らせる世界。
  • もたれつけ:神さまの心によりそって頼ること。
  • よく:自分のことだけを考えるわがままな気持ち。
  • うけとり:神さまが人の思いや行いを受け止めること。
  • しあん:よく考えること。
  • ついてこい:一緒にがんばろう、という神さまの呼びかけ。
  • つとめ:神さまへのお祈りや、手をどりなど。
  • むねのわかり:神さまの心や教えを理解すること。
  • かみなをよびだせば:神さまの教えを学びたいと願うなら。
  • こもと:元の場所、ここでは天理(ぢば)のこと。

【ひとつずつ説明する】

一ッひろいせかいをうちまわり 一せん二せんでたすけゆく→ 神さまは世界中をまわって、たくさんの人たちを助けに行くよ。


二ッふじゆなきよにしてやらう かみのこゝろにもたれつけ→ 困っている人がいない、安心して暮らせる世の中を作りたい。だから神さまの心によりそって生きてね。


三ッみれバせかいのこゝろにハ よくがまじりてあるほどに→ 世界の人たちの心には、まだまだ「よく(わがまま)」がたくさん混ざっているよ。


四ッよくがあるならやめてくれ かみのうけとりでけんから→ よくばりな心のままでは、神さまはその願いを受け取れないんだ。


五ッいづれのかたもおなじこと しあんさだめてついてこい→ だれでも同じこと。自分でよく考えて、納得してから神さまについてきてね。


六ッむりにでやうといふでない こゝろさだめのつくまでハ→ 無理にすすめたりしないよ。自分の心が決まるまで、ゆっくり考えていいよ。


七ッなか/\このたびいちれつに しつかりしあんをせにやならん→ 今こそ、みんなでしっかり考えるときなんだ。


八ッやまのなかでもあちこちと てんりわうのつとめする→ 山の中でも、いろんな場所でも、神さまの教え(てんりわうのつとめ)を行っているよ。


九ッこゝでつとめをしてゐれど むねのわかりたものハない→ つとめをしていても、神さまの本当の心をわかっている人がまだ少ないんだ。


とてもかみなをよびだせば はやくこもとへたづねでよ→ だからもし神さまの思いを知りたかったら、早く「こもと(ぢば=天理)」へ来て学ぼうね。



【ぜんぶまとめると】

神さまは、世界中の人を助けて、安心して暮らせる世の中をつくりたいと思っているんだ。そのためには、よくばりな心をやめて、神さまの思いをしっかり考えて生きることが大切。無理にやらされるのではなく、自分で心を決めて行動すること。そして神さまの教えをもっと深く知りたいなら、天理(ぢば)に来て学ぼう、というメッセージなんだよ。


【たいせつな教え(ポイント)】

  • 神さまは世界中の人を助けたいと願っている
  • よくばりな心では神さまの助けは受けられない
  • しっかり自分で考えて、納得してから行動する
  • つとめを通して、神さまの心を理解しよう
  • 神さまの教えを知りたければ、「ぢば(天理)」へ来よう