とん/\とんと正月をどりはじめハ やれおもしろい
二ッ ふしぎなふしんかゝれバ やれにぎはしや
三ッ みにつく
四ッ よなほり
五ッ いづれもつきくるならば
六ッ むほんのねえをきらふ
七ッ なんじふをすくひあぐれバ
八ッ やまひのねをきらふ
九ッ こゝろをさだめゐやうなら
十デ ところのをさまりや

【ことばの意味とやさしい説明】
とん/\とんと正月をどりはじめハ やれおもしろい
→ 正月のお祝いの踊りが元気よく始まると、とても楽しいね。
二ッ ふしぎなふしんかゝれバ やれにぎはしや
→ ふしぎでありがたい建物(神様の建物)ができると、町がにぎやかになるよ。
三ッ みにつく
→ 大切なことが、自分の力として身につくよ。
四ッ よなほり
→ 世の中がよくなっていくよ。
五ッ いづれもつきくるならば
→ みんなに良いことがやってくるよ。
六ッ むほんのねえをきらふ
→ 神様は、わがままや逆らう心のもとを嫌うよ。
七ッ なんじふをすくひあぐれバ
→ 苦しんでいる人を助けてあげようね。
八ッ やまひのねをきらふ
→ 病気の原因になるような心や行いをなくそうね。
九ッ こゝろをさだめゐやうなら
→ 心をしっかりと決めて落ち着けたら、
十デ ところのをさまりや
→ 周りの世界や場所も平和におさまっていくよ。
【ひとつずつ説明する】
- お正月の踊りが始まって、とっても楽しい気分になるね。
- 不思議でありがたい建物(神様のお社)ができると、町も人も元気になるよ。
- 良いことをしていると、自分の力になってくるよ。
- 世の中もどんどん良くなっていくよ。
- そういう良いことが、みんなのところにもやってくるよ。
- 神様は、わがままで人に逆らう心を嫌うよ。
- 困っている人がいたら、助けてあげようね。
- 病気になる心のクセや悪い行いを直していこうね。
- 心を落ち着けて、正しく決めていこうね。
- そうすれば、家も町もみんなが仲良くなって平和になるよ。
【ぜんぶまとめると】
正月の踊りのように、楽しく明るく生きていこう。
神様を大切にして、人のためになる行いをすれば、自分にも周りにも良いことがたくさん起こるよ。
わがままや悪い心をやめて、心を正しくしていけば、病気もなくなり、みんなが幸せに暮らせるようになるんだよ。
【たいせつな教え(ポイント)】
- 神様をまつって、楽しく生きよう
- 良いことをすれば、自分の力になる
- 人を助けて、悪い心をやめよう
- 心を整えると、周りも平和になる
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