よろづよのせかい一れつみはらせど
むねのわかりたものはない
そのはずやといてきかしたことハない
しらぬがむりでハないわいな
このたびはかみがおもてへあらハれて
なにかいさいをときゝかす
このところやまとのぢばのかみがたと
いうていれどももとしらぬ
このもとをくはしくきいたことならバ
いかなものでもこいしなる
きゝたくばたづねくるならいうてきかす
よろづいさいのもとなるを
かみがでゝなにかいさいをとくならバ
せかい一れついさむなり
一れつにはやくたすけをいそぐから
せかいのこゝろもいさめかけ
【ことばの意味とやさしい説明】
神さまが「世界中の人たちがほんとうのことをまだ知らないんだよ。でもね、それはちゃんと理由があるからなんだ」と教えてくれているの。
そして、神さまが「だから今、じかに出てきて、すべての大切なことをみんなにわかるように教えるよ」って言ってる部分だよ。
【ひとつずつ説明する】
■ よろづよのせかい一れつみはらせど むねのわかりたものはない
→ 世界中どこを見ても、ほんとうの神さまの心(むね)をわかってる人はまだいないんだよ
■ そのはずやといてきかしたことハない しらぬがむりでハないわいな
→ それもそのはず。神さまが今までちゃんと説明してこなかったから、知らないのはしかたないことだね
■ このたびはかみがおもてへあらハれて なにかいさいをときゝかす
→ 今、神さまはじかに出てきて、世界のいろんなことをわかりやすく説明しにきたんだよ
■ このところやまとのぢばのかみがたと いうていれどももとしらぬ
→ 「大和(やまと)のぢば=天理の地」の神さまと言っても、その“もと(ほんとうの始まり)”を知ってる人はいないよ
■ このもとをくはしくきいたことならバ いかなものでもこいしなる
→ でもこの“もと”の話をちゃんと聞けば、だれでも「もっと知りたい!」って思うようになるよ
■ きゝたくばたづねくるならいうてきかす よろづいさいのもとなるを
→ 「知りたい!」って思ったら、聞きにきてね。そしたら全部教えてあげるよ。病気もなやみも、元を知ればよくなるんだ
■ かみがでゝなにかいさいをとくならバ せかい一れついさむなり
→ 神さまが出て、いろんなことを説明すると、世界中の人たちが元気になっていくよ
■ 一れつにはやくたすけをいそぐから せかいのこゝろもいさめかけ
→ 神さまは、みんなをはやく助けたいと思っているから、世界中の人の心にも元気をあたえていくんだよ
【ぜんぶまとめると】
神さまはこう言っているよ:
「今まで、ほんとうの神さまの気もちを知ってる人はいなかったけど、それは私がまだちゃんと説明してこなかったから。でも今、私はみんなに会いに来て、本当のことを教えるよ。“ぢば”という場所から教えがはじまるけど、そのもとの意味を知れば、どんな人でも知りたくなるよ。聞きたかったら、いつでも聞きにおいで。私は世界中の人を助けたくてたまらないからね。」
【たいせつな教え(ポイント)】
- 神さまは、みんなをたすけたくて、今この世界に教えを伝えに来てくれている
- 「なぜ生まれたのか」「どう生きればいいのか」など、本当のことは“ぢば”から教えてもらえる
- 神さまの話をちゃんと聞けば、だれでも心がひかれて、たすかっていけるようになる
- 神さまは、世界中の人をいっしょにたすけて、心を元気にして、しあわせにしたいと思っている