一ッ ひとがなにごといはうとも かみがみているきをしずめ
二ッ ふたりのこゝろををさめいよ なにかのことをもあらはれる
三ッ みなみてゐよそばなもの かみのすることなすことを
四ッ よるひるどんちやんつとめする そばもやかましうたてかろ
五ッ いつもたすけがせくからに はやくやうきになりてこい
六ッ むらかたはやくにたすけたい なれどこゝろがわからいで
七ッ なにかよろづのたすけあい むねのうちよりしあんせよ
八ッ やまひのすつきりねはぬける こゝろハだん/\いさみくる
九ッ こゝはこのよのごくらくや わしもはや/\まゐりたい
十ド このたびむねのうち すみきりましたがありがたい

【言葉の意味とやさしい説明】
一ッ ひとがなにごといはうとも かみがみているきをしずめ
→ だれかに何か言われても、神様がちゃんと見てくれているから、心をしずめようね。
二ッ ふたりのこゝろををさめいよ なにかのことをもあらはれる
→ 二人の心を仲よくととのえれば、神様がすごいことを見せてくれるよ。
三ッ みなみてゐよそばなもの かみのすることなすことを
→ そばにいる人は、神様がどんなことをするのかよく見ていてね。
四ッ よるひるどんちやんつとめする そばもやかましうたてかろ
→ 夜も昼もつとめをしていると、周りの人たちもにぎやかで明るくなってくるよ。
五ッ いつもたすけがせくからに はやくやうきになりてこい
→ いつでも神様は助けようとしてるから、元気な心になって来てごらん。
六ッ むらかたはやくにたすけたい なれどこゝろがわからいで
→ まわりの人を早く助けたいけれど、その人の心がわからないとむずかしいんだ。
七ッ なにかよろづのたすけあい むねのうちよりしあんせよ
→ いろいろな助け合いのことを、自分の心の中からよく考えてごらん。
八ッ やまひのすつきりねはぬける こゝろハだん/\いさみくる
→ 病気のもとがスッキリとれて、心もだんだん明るく元気になるよ。
九ッ こゝはこのよのごくらくや わしもはや/\まゐりたい
→ ここはまるで天国みたいに楽しいところ。神様もすぐにでも来たくなるよ。
十ド このたびむねのうち すみきりましたがありがたい
→ 今、心の中がスッキリ晴れて、とってもありがたい気持ちになったよ。
【ひとつずつ説明する】
- だれになにを言われても、神様がちゃんと見てくれてるから落ちつこう。
- ふたりで仲よくすれば、神様がうれしいことを見せてくれるよ。
- 神様がどんなふうに働いてくれるか、しっかり見ていてね。
- 夜も昼もおつとめをしてると、みんなが元気になるよ。
- 神様はいつも助けたくて待ってるから、元気な気持ちで来てね。
- まわりの人を助けたいけど、心がちゃんと伝わらないとむずかしいね。
- いろんな「たすけあい」を、自分の心からよく考えてやってみよう。
- 病気のもとがとれて、心もどんどん元気になるよ。
- 神様も来たくなるような、明るく楽しい場所になってるよ。
- 今、心の中がスッキリして、うれしい気持ちになったよ。
【ぜんぶまとめると】
だれに何を言われても、神様がちゃんと見てくれてるから大丈夫。
人と仲よくして、助け合う気持ちを大切にしていこう。
神様の働きをよく見て、おつとめや親切をしていると、心も体も元気になれるよ。
こころが晴れて明るくなると、自分もまわりも楽しくなって、まるで天国みたいな場所になるんだよ。
【たいせつな教え(ポイント)】
- 神様はいつも見ていてくれるよ
- 仲よくして、助け合う心を大切にしよう
- おつとめで自分もまわりも元気になる
- 心を明るくすれば、楽しい毎日になるよ
- 神様のはたらきを信じて前向きに生きよう