一ッ 正月こゑのさづけは やれめづらしい
二ニ につこりさづけもろたら やれたのもしや
三ニ さんざいこゝろをさだめ
四ッ よのなか
五ッ りをふく
六ッ むしやうにでけまわす
七ッ なにかにつくりとるなら
八ッ やまとハほうねんや
九ッ こゝまでついてこい
十ド とりめがさだまりた

【ことばの意味とやさしい説明】
この部分は、「さづけ(=神さまのたすけの力)」をもらって、心をなおして、まわりにいいことが広がっていく様子を、楽しく数えながら教えてくれる歌なんだよ。
【ひとつずつ説明する】
■ 一ッ正月こゑのさづけは やれめづらしい
→ お正月に神さまの声で「さづけ(たすける力)」をもらえるなんて、なんてありがたくてめずらしいことでしょう!
■ 二ッにつこりさづけもろたら やれたのもしや
→ にっこり笑顔で「さづけ」をもらえたら、なんてうれしくて安心なんでしょう!
■ 三ッさんざいこゝろをさだめ
→ あれこれまよっていた心をちゃんと決めて、落ち着かせるよ
■ 四ッよのなか
→ 世の中(まわりの人や世界)をよく見て、たすけあって生きようね
■ 五ッりをふく
→ いいこと(理=神さまの心)が広がっていくよ
■ 六ッむしやうにでけまわす
→ 夢中になってあちこちをまわりながら、たすけに走るよ!
■ 七ッなにかにつくりとるなら
→ もし何かをするとしたら、ちゃんと心をこめてやることが大事だよ
■ 八ッやまとハほうねんや
→ 大和(=天理の地)は、神さまのたすけで豊かでしあわせなところになるよ(ほうねん=豊年=実りの多い年)
■ 九ッこゝまでついてこい
→ ここまで教えてきたよ!これからも神さまについてきてね!
■ 十オドとりめがさだまりた
→ 神さまの「たすけの目標(目的)」がはっきり決まったよ!
【ぜんぶまとめると】
この歌は、神さまが「さづけ(=たすける力)」を人に授けて、そこから心がととのい、たすけが広がって、みんながしあわせになっていくようすを、数を使って楽しく教えてくれているよ。
にっこり笑って、元気にたすけあうことの大切さも伝えてくれてるんだ。
【たいせつな教え(ポイント)】
- 神さまの「さづけ(たすける力)」は、とてもありがたいもの
- 心をしっかり定めて、まよわずに歩んでいくことが大切
- 自分だけじゃなく、まわりの人のためにも行動していこう
- 神さまのたすけは、みんなの笑顔と元気を広げていくよ
- みんなで一緒に、神さまの道を歩んでいこうね!