みかぐらうた 座りづとめ第二節をAIで子供向けに説明


ちよとはなし かみのいふこときいてくれ

あしきのことは いはんでな

このよのぢいと てんとをかたどりて

ふうふをこしらへ きたるでな

これハこのよの はじめだし

なむてんりわうのみこと


【ことばの意味とやさしい説明】

これは、神さまが「ちょっと大事な話を聞いてね」と言って、

人間がどうやって生まれたか、この世界のはじまりを教えてくれる言葉だよ。

怒ったり文句を言ったりしないで、素直な気持ちで聞いてね、って言っているよ。


【ひとつずつ説明する】

■ ちよとはなし かみのいふこときいてくれ

→ 「ちょっと話があるよ。神さまの言うこと、ちゃんと聞いてね」

■ あしきのことは いはんでな

→ 「悪口や文句は言わないでね。素直な心で聞いてほしいな」

■ このよのぢいと てんとをかたどりて

→ 「この世界をつくるときに、男(ぢい)と女(てん)の形をもとにつくったんだよ」

■ ふうふをこしらへ きたるでな

→ 「その男と女を夫婦にして、そこから人間がはじまったんだ」

■ これハこのよの はじめだし

→ 「これが、人間のよのなかのはじまりだったんだよ」

■ なむてんりわうのみこと

→ 「このお話をしている神さまは、“てんりおうのみこと”っていうんだよ」


【ぜんぶまとめると】

神さまが「みんなに聞いてほしいことがあるよ」と言って、

「むかし、男の人と女の人を夫婦にして、そこから人間の世界が始まったんだよ」

というお話をしてくれてるの。

そして、神さまは「文句を言わずに、やさしい心で聞いてね」と言ってるよ。


【たいせつな教え(ポイント)】

  1. 人間は神さまにつくられた大切な存在なんだよ
  2. 男の人と女の人が夫婦になって、そこからたくさんの人が生まれてきたんだ
  3. だから、みんな元は同じ家族のようなものだよ
  4. 神さまは「文句を言うより、素直な心で話を聞くこと」を大事にしてるんだ

「人間のはじまりのお話」

そして、神さまが「たすけあって生きてほしい」という気もちを伝えてくれているんだね。